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望はそれを見て勇気の後を追って玄関まで来た。
「姉ちゃん、なんか変化あったら携帯に連絡してくれない?」
勇気はそう言いながら携帯を取り出し、昨日入れたばっかの梨奈の番号を表示してかけた。
「わ…わかった。」
望がそう言い終ると、その電話に梨奈が出た。
「梨奈ちゃん!テレビ見てた?…
…そっか…
…中警察署で爆発だって…
取り越し苦労かもしれないけど、とにかく行ってみようかと思う。
俺先に行っているから…
後でまた連絡する…。」
勇気はそれからすぐに携帯をバックにしまい靴を履いて玄関のドアを開けた。
「姉ちゃん、頼むね。
じゃ、行ってきます。」
勇気は望を少し見るとすぐに飛び出していってしまった。
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