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「で…どうするんですか?」
吉原はパトカーの運転席で車を走らせながらぼそっと言った。
柴田が応援に来たパトカーをぶん取って、夕姫の飛んでいった方向へ急いだ。
もちろんそこには勇気も梨奈も乗っていた。
勇気は発信機を付けていたことを説明し、それを追う様に説明した。
もちろん柴田も吉原も驚いた顔をしていたが、すぐにそれを認知し、勇気の指示に従った。
勇気は望に貰ったモニターを付けると矢印と数字だけが表示される奇妙な画面を見た。
何となく理解はしたが、センスのない望が作っただけある。
緑の背景に赤い文字で目がチカチカする。
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