ドライブ

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「代われ! お前の運転じゃお上品過ぎるんだよ!」 「はいぃ!!!」 吉原はそういうと車から飛び出し、回り込んで助手席に座った。 まるで暴力団にでも居そうな形相の柴田にびびって吉原はうまくシートベルトを閉められないでいた。 「しっかりつかまってろ!」 柴田はそういうとすぐにサイドブレーキを下ろした。 柴田はハンドルを握り吉原を鬼のような形相で睨んだ。 「ちょ…ちょっと待ってください!」 吉原はそう言うと急いでシートベルトを止めた。
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