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終着駅で降りた夕姫はボーっとホームのベンチに座っていたがそれを駅員に注意され一旦出るとふらふらとその町の駅近くを歩いた。
どこかに落ち着いてしまうと寝てしまうと思ったからだ。
夕姫にとって今は寝ることは恐ろしくて仕方がなかった。
夕姫は一旦戻るといつ始発が出るのか確認した。
その時刻表には6時3分との文字が記されており、思ったよりも遅いとため息をついた。
そして夕姫の脳裏にある考えが浮かんだ。
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