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白「あ~あ……さっきの女の子可愛いかったなぁ」
いつも通りふらふらと地獄の花街をうろついていると
ある一軒の居酒屋を見つけた
白(桃タロー君居ないし今日はここで飲んでから帰ろっと)
扉を開け店に入るとある男の声が聞こえた
鬼「…………あ?何故貴方がここに来るのですか」
その声の主は自分の天敵である閻魔大王の第一補佐官 鬼神 鬼灯だ
白「僕がどこに居ようが僕の勝手だろ
…お前こそなんでこんな所に居るんだよ」
鬼「獄卒の鳥頭さんがこの店を紹介して来ましたので」
白「ナルホドね ま、いいや」
白澤はそう言うと鬼灯の前に座り店員を呼ぶ
白「えっと……なんか辛いやつ……あ、そうだ火鍋粉二人分」
鬼「…チッ…………」
白澤が店員にそう頼むと鬼灯が忌々しそうに舌打ちをした
その行動を不思議に思い白澤は
白「え………何、お前辛い物苦手なの?」
鬼「…………」
鬼灯が一瞬目をフイと背けるのを見て
白「ほーーーーほほほほ火鍋粉!だっせ!
補佐官様次中国を訪問する際は四川を案内しますよお」
口に手を当てて高笑いする白澤にイラついた鬼灯は
鬼「黙れ白豚 死んで殺殺処(女性にお酒を飲まして無理矢理
ファイト一発した男が落ちる地獄)に落ちろこの万年発情野
郎」
白「生憎僕は死なないし地獄が出来る前から生きてるから裁け
ないよ それに僕は酒を飲まして事に持ち込んだ事もない
し、嫌がる女性には手も出さないよ」
鬼「どうだか………今までの行いを見ると普通の人間ならとっ
くに殺殺処に落ちていますよ」
白「そうかもね、でも僕は神獣白澤だから落ちないよ」
鬼「はいはい分かりました。駄獣白豚さん」
白「~~~~つ!お前はいちいちうるさいな!
僕を神と認める気はあるの!?」
鬼「ありませんが何か?」
白「即答かよ!ったく臓物にくるなぁ」
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