第9章 禁断の月曜日
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「とにかくパパはおまえに悪い事をした――そうだろ?」 「ん……」 もうひとつの抵抗もなく 由良は傷ついた身体に 僕の愛撫を受け入れる。 「パパなんだから、その責任は取らなきゃな?」 僕はとっくに 正気じゃなかった。 「先生……どうするつもり……?」 いやきっと サチが死んだ時から いいや サチに出会った時から 僕が正気であったことなんかない――。
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