第9章 禁断の月曜日

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朝のホームルームが始まれば 滅多なことじゃ生徒は教室から出てこない。 幸い一時間目 受け持ちの授業はないし。 僕の姿がなくても 丸山が上手く言ってくれるだろう。 逆に由良の姿がなくても 具合が悪くなったから 家に帰したと言えばいい――。 「いい場所がある」 僕は瞬時に 完全な確信犯へと化した。
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