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言われたとおりに耳を塞いだ
するとその瞬間、悲鳴?が聞こえた
「きゃああああああああああ!!」
「生徒会の皆様だよっっ!!」
「桃月様ぁぁぁ!抱いてくださいぃぃ!」
「海空様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「高良くんんんんんんんん!!!!」
「陵冴様ぁぁぁ!!抱いてくださいぃぃ!」
「斗羅くんんんん!!今日も可愛い!!」
"斗羅"そう聞こえた時、俺の心臓が飛び跳ねた
それと同時に、泣きそうにもなった…
なんで…?
「真希っっっ!!」
「真希。俺様達と一緒に行くと言っただろう!?」
「真希!先に行くなんて僕、聞いてないよ!」
真希…そう斗羅が呼んだその子が王道転校生?
……………………::( 'ω' )::
ぜんっぜん!可愛くもどこも良くないじゃん!!
斗羅…なんでその子な訳?
ほんとに、もう泣きそうにゃ…
「あっっっ!見つけたっっ!!!」
んん?
何か聞いたことある声…
ダダダダダダダダダ!!
\( *)´・\)ギュッ♪
んん?何か誰かに抱きつかれた…?
「猫見つけた…( ^ω^)」
って耳元で呟かれた…
その人の顔を見たっ!
……………………あぁ、うん陵冴だったのね
「陵冴…今の俺っちの名前は桜月だよ」
って、陵冴の耳元で呟いてやった(`・ω・´)キリッ
「ほんと久々…ね…じゃなくて桜月!」
その時、陵冴の手の力が強まった
あぁ、もう何か陵冴に耳と尻尾が見える…
俺っち、おかしくなったの?
「誰だ?そいつ?」
「誰ですか?陵冴」
「だ……れ…?」
「誰なの…陵冴?」
ズキッ
やっぱり、分かんないよね…斗羅
斗羅…陵冴が好…き……な…の…?
俺っちが悲しい顔をしていたらしい
すると、陵冴はもっと抱きしめてくれて…
「俺の名前呼ばないでくれる…うざい。
あと、この子に触んないでね?」
はは、陵冴そんなキャラだっけ?
そんなんじゃ皆から嫌われちゃうよ…
「なっ…!」
「何ですか!その口の聞き方!」
「…」
「陵冴…?」
斗羅は凄く悲しそうな顔をしていた…
「あっ!陵冴!それ誰だ!?」
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