第1章

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言われたとおりに耳を塞いだ するとその瞬間、悲鳴?が聞こえた 「きゃああああああああああ!!」 「生徒会の皆様だよっっ!!」 「桃月様ぁぁぁ!抱いてくださいぃぃ!」 「海空様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 「高良くんんんんんんんん!!!!」 「陵冴様ぁぁぁ!!抱いてくださいぃぃ!」 「斗羅くんんんん!!今日も可愛い!!」 "斗羅"そう聞こえた時、俺の心臓が飛び跳ねた それと同時に、泣きそうにもなった… なんで…? 「真希っっっ!!」 「真希。俺様達と一緒に行くと言っただろう!?」 「真希!先に行くなんて僕、聞いてないよ!」 真希…そう斗羅が呼んだその子が王道転校生? ……………………::( 'ω' ):: ぜんっぜん!可愛くもどこも良くないじゃん!! 斗羅…なんでその子な訳? ほんとに、もう泣きそうにゃ… 「あっっっ!見つけたっっ!!!」 んん? 何か聞いたことある声… ダダダダダダダダダ!! \( *)´・\)ギュッ♪ んん?何か誰かに抱きつかれた…? 「猫見つけた…( ^ω^)」 って耳元で呟かれた… その人の顔を見たっ! ……………………あぁ、うん陵冴だったのね 「陵冴…今の俺っちの名前は桜月だよ」 って、陵冴の耳元で呟いてやった(`・ω・´)キリッ 「ほんと久々…ね…じゃなくて桜月!」 その時、陵冴の手の力が強まった あぁ、もう何か陵冴に耳と尻尾が見える… 俺っち、おかしくなったの? 「誰だ?そいつ?」 「誰ですか?陵冴」 「だ……れ…?」 「誰なの…陵冴?」 ズキッ やっぱり、分かんないよね…斗羅 斗羅…陵冴が好…き……な…の…? 俺っちが悲しい顔をしていたらしい すると、陵冴はもっと抱きしめてくれて… 「俺の名前呼ばないでくれる…うざい。 あと、この子に触んないでね?」 はは、陵冴そんなキャラだっけ? そんなんじゃ皆から嫌われちゃうよ… 「なっ…!」 「何ですか!その口の聞き方!」 「…」 「陵冴…?」 斗羅は凄く悲しそうな顔をしていた… 「あっ!陵冴!それ誰だ!?」
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