第1章

4/13
前へ
/16ページ
次へ
「…黒宮? 何処かで、聞き覚えが…」 あ、斗羅生徒会だったもんな… 「先生が思い出してる人で、間違いないです。僕は、あの黒宮 斗羅の双子の兄です」 すると、ホスト教師は驚きはしたが態度は変えなかった こんなホスト教師、初めてだにゃ 「ふーん…アイツの兄ねぇ? まぁ、"まだ"アイツには言わないでやるよ」 うわ、上から目線だにゃ… しかも、コイツ"まだ"っていいやがったにゃ… まぁ、その方が利用しやすいけど 「クス…ありがとうございます」 「あ、あぁ…(アイツより綺麗じゃねぇか!)」 フハッ…コイツは後もうちょいで、堕ちるにゃ あ、言ってなかったけど今の趣味は… 男を堕とすのにハマってますwww だって、面白いじゃん? 男子って面白い生き物だよね、最高♪ 「おい、猫。着いたぞ」 ……おい、何呼び捨てにしちゃってんの? 許可なんて、出してないんだけど… …いや、でも今それを言ったら俺っちの優等生くんがバレる まぁ、ここは優等生が優先だ! 「俺が呼んだら、入って来い」 「はい」 俺が返事をしたら、中に入っていった すると、中から悲鳴が… 『きゃー!!長崎先生よ!!』 『今日もお美しい…』 『抱いてください!』 『亮雅様ぁぁぁぁぁぁ!!』 『ホスト教師、ktkr!!』 あれ、最後のは何か違うような…w …つか、長崎 亮雅って言うんだ 長島だと思ってたにゃw 「今日は、転入生がいる。入って来い」 また命令口調かにゃ? まったく、むかつく奴だにゃ~ 俺っち…ゴホンゴホン俺はドアを開けて入る 「初めまして。黒宮 猫です。 どうか仲良くしてください。よろしくお願いいたします」 最後に、キチンとニコリと笑って挨拶をした すると、生徒のほとんどが倒れた あらま…ww 「あの!猫さんって、斗羅様の兄弟ですか?」 わぁ、可愛い男の子だぁ って、やっぱ分かるか…ww 「はい、斗羅の双子の兄です。 ですが、まだ斗羅には言わないで下さい」 これで、悲しい顔をすれば諦めてくれる そんなこと、もうとっくの昔に習った てか、まだバレるのは早いと思うし…w
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

67人が本棚に入れています
本棚に追加