4人が本棚に入れています
本棚に追加
寄港地の港町 南国の古い町並みに椰子の木 異国情緒にあふれて・・
・
そんな情緒を吹き飛ばす女性陣
「見て見て!きゃ~可愛い何匹もいるうう!」「まあ!なんてかわいい!」
「ぬこ様よ ぬこ様ああ い、いや~ん尻尾がラブリいい」
柘榴やお祖母様達 女性陣は
その辺の野良猫・・いや
ぬこ様方に夢中だ あ、追いかけて駆けてゆく
プロ仕様の20万のカメラを抱えつつ
(それにしても20万とは・・本当のプロカメラマンなら それも納得、理解可能だが)
そういえば 前に落として壊した事もあったよね カメラ・・
バーゲンで購入した1万以下の俺のカメラ(予備とも言う)があるから 大丈夫か・・
・
・・・・
目の前に広がる風景に 南国の花の香りがどこからか漂う
吹き渡る心地よい風 青い空 波の音
この古い町並み
淡いアイボリーの古代ローマ時代の建物の石積みに独特の風景
俺の心は 古い時代へとタイムスリップして そして・・
戦士は剣を振り上げて、
それに対するムチムチの胸を強調するビキニアーマーを身にまとった
女戦士は 呪文と剣の技を唱えながら・・
い、いかん
思わず何かのネットゲームを連想しそうになっている俺・・
「何やってんの!拓ちゃん 客船がツアーで用意した観光バスが出るわよ」
「はいはい」慌てて 二人の後を追う
しかし 切り替え早いよね さっきまで猫のストーカー(?)してたのに
最初のコメントを投稿しよう!