ちょことオタクな・のほほんな乗客三人組(「猫」と「萌え」と…)

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「大事な商品なのに いいのか?」 「よく ある事だ」 ゴオオン 豪華客船の汽笛が鳴り響く 客船の中では バーラウンジで カクテルを片手に ひと時の恋の時間を楽しむものがいる カジノでコインの山が あちらこちらと詰まれては それぞれに運ばれてゆく 人々の談笑や笑い声 ・ マジックショーと食事が済み 部屋へと移動する途中 近くの大広間から歓声があがってる 「あ!なに あれ?」 船にある大広間の大きなシャンデリア その下2つの螺旋階段の降りた先に シャンパングラスが山のような形に組まれて そこに集まった乗客たちの歓声の中で シャンパンボトルをポンと開けて 泡立つ金色の液体をグラスに注ぐ 何本ものシャンパンが次々と開けられて 百個以上組まれたグラスの中へ注がれてゆく ・ 「すごい!」 シャンパンの注がれたグラスは 周りの乗客たちに配られてゆく カジノの女性デイーラーが 柘榴にシャンパンを差し出す 「へへへ もう一杯」 と・・大量にどんどん飲んでますが・・ 「こら、柘榴は未成年だろうが!」
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