第1章

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どうも、楽天です。 今回はメディア衰退のその2で書こうと思います。 最近将太の寿司2world stage が打ち切りになった事を知って愕然としました。 いや、初代将太の寿司は大好きでしたし、ドラマ化もされた人気作品ですよね。 2もかなり楽しみにしてたんですけど。 個人的にはラストで「味っ子」と「将太の寿司」が対決するという夢のコラボを期待してたんですが・・・。 「くわせモン」?「喰いタン」?なんですか?それは??? いやあ、でも無印の「将太」は確か講談社の賞かなんか取っていた有名作品ですよね。 2になって話も面白かったし、意外性も話題性もあったのに、何故・・・という感じです。 これって今や有名作家ですら過去の「焼き直し」をせざるを得ない状況になっている、という事ですよね。 あ、ダイナミックプロは置いといてください。 あの方達はリメイクを30年前からやっている集団なので。 今更困って焼き直ししてるわけではありません。 ただ本当に昔の話題作、それも超ヒットした作品達の続編がこうもぞんざいに扱われているのに、ひたすら恐怖しています。 あと、ヒットした漫画の映像化権がどんどん手放されていること。 「寄生獣」も結局ハリウッド映画にならずに、日本映画化。 「GANTZ」も同じく。もしかするとこれは「銃夢」も同じ道をたどるんじゃないかと思ってます。 「オール・ニード・イズ・キル」は一筋の光明を見せてくれましたが、その映画だって今夏のラインナップを見ると続編ばかり。 「ターミネーター ジェニシス」「アベンジャーズ エイジ オブ ウルトロン」「マッドマックス 怒りのデス・ロード」「ジュラシック・ワールド」「ミッション・インポッシブル ローグ・ネイション」 これでもかと思うほどのお堅いラインナップですよね。 どれも大ヒットすればいいのですけど・・・。 多分超ヒット作の影に埋もれている作品は過去の比じゃないと思います。 それくらい今のコンテンツ産業は「どんづまり」に来ているんですね。 「呪怨 終わりの始まり」を見たときの既視感がすごかったですもの。 じゃあどうすればいいのか? 残念ながら私にも分かりません。 ですが人間は言葉を、文化を持った時から物語を作り続けているんです。 それはこれからも変わらないと思いたいです。 でもきっと、物語の作り手は、どんどん減ると思います。
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