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なのになんで…
なんでまた傷口エグんのよ…っっ！
ふざけんな…
ふざけんなっ、
ふざけんなァッ！
「そんなん自業自得じゃん！！
その失敗作 作ったのは自分でしょっっ」
苦しみを跳ね除けるよーに叫びをぶつけた。
「思い通りに育つもんなら苦労しないわよ！
こっちはお腹痛めて産んだってのに！」
「頼んでねーしっ！！」
むしろ…
死にたかったの知らないだろっ！
こんな苦しめるくらいなら…
生んでくんなきゃ良かったのに…！
病気で苦しんでるワケじゃなくても、
辛い事件があったワケじゃなくても、
幸せそーに見える ささやかな日常の中で
…
悲しみなんか、そこらへんに溢れてる！
そして…
家族ってゆー完全には切り離せないカンケーの中で…
永続的に、日々繰り返される悲しみは…
よけーしんどい気がする。
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