カミングアウト

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昨日はあれから… 延々と泣き続けて… 気がつけば浅瀬から引き上げられてて、 だけど撫でる手はそのままで。 手、筋肉痛になってないかな? 6月半ばとはいえ、 お互いビショビショで… 風邪引いてないかな? 何気に頑丈な自分が、たくましくてセツナ… しかも目は腫れまくってて、顔がバケモン。 頬っぺたの腫れは、冷やしたからだいぶマシだけど… ガッコが休み(日曜)でマジよかった。 「深紅ちゃ~ん! お昼出来たから、降りておいで~」 「はーい」 結局、家に戻って来た。 柊也のおかげで、も1度頑張ってみようって思ったんだ。 * * 「ありがと… も…、大丈夫だから…」 「… じゃ…、月曜な…」 * * 別れ際の会話。 慰めの言葉も、よけーな詮索も、 なにひとつなかったけど… そのひと言に詰まってる気がした。 それは繋がりを約束されたよーな言葉で… "1人じゃないよ" って、言われてるみたいな。 "いつも通りに頑張れよ" って、励まされてるみたいな。
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