あとがき

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   お久しぶりかもしれません。  初めましてかもしれません。  どうもです!斎です!  前回の夏のイベントで本選まで出場させていただいたばかりか今回の選抜までご招待いただきありがとうございました!  というわけで今回のブロック戦のテーマは『ギフト』。  ぱっと思い浮かぶ意味の通り『贈り物』のお話を書こうと思いました。   ファンタジーが好きなので、何かちょっと変わったことをしようと『なに』を『どうやって』贈ろうか。そればかり考えていたとき、ふと『ギフト』って何だっけ?って思いなおしたのです。  そして私の頭に浮かんだのが前ページのお中元の歌。  そして浮かんだ図式が『ギフト』=『季節的なもの』でした。  お中元然り、お歳暮然り、貰ったら『あ、そんな季節なんだな』って思い出すと思うんです。  だから、結びついたのがサラダ油じゃなくて良かったと今でも思います。  おいといて。  『ギフト』が季節を思い出させるものなら、せっかくいまが春だから春らしいお話にしようと。  春からイメージした、贈り物を届けてくれる『何か』が春風でした。  何せ春一番ですからね!  あの強風だったら、なんでもどこでも飛ばせ…贈れるだろうなと。  そしてそこから『何』を届けるのか。  あとはもうするすると思い浮かぶまま書いていたら、相変わらず意味不明なファンタジーが出来上がったわけです。  思いついたきっかけがお中元の歌だから仕方ない。  ただですね。  ギフトで季節を思い出すように、『私』が贈った『何か』が届くことによって、春が来るたび春風が吹くたびに贈った相手に『私』を思い出して貰えるような特別――。  そんなお話が書けたらいいなと。  思ったのですが、時間ギリギリ10分前に書きあげた私にはできませんでした。  猫をネコバスにするかどうかばかり迷っていたせいです。  きっと、前回の夏のイベントをご一緒した人が読んだら『こんな奴に夏の代表取られたのか……』って絶望するお話になっていることでしょう。  でも私は面白く書けました。  一つ、お話を書くことが出来たきっかけにただただ感謝です!  読んでくださりありがとうございました!
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