34/38
前へ
/38ページ
次へ
「会長、何度も申しあげましたが 僕は今のプロジェクトさえ 成功させれば、川田家の 力添えは必要ないと思っています。 ですから、今のプロジェクトが どちらに転ぶのか、 それを見てからお返事する訳には 行きませんでしょうか?」 「ではもう一度聞くが そのプロジェクトが 確実に成功するという 確証はあるのか?」 鋭く突き刺さる親父の視線。 けれど俺も負けじと 親父を真っ直ぐに見据えた。
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!

571人が本棚に入れています
本棚に追加