転生できるらしい

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愕然としている実果に 神様は申し訳なさそうな声で話を進める 「あのですね… 貴女は私のミスで 亡くなってしまったので 選択肢を与えようと思うのですが いかがでしょう?」 選択肢…? と、実果は首を傾げる 「新たに地球で生まれ変わるか、 異世界に転生するか、です。」 と、神様は言葉を続けた 異世界?気になるな…、どんなトコ? 実果は声に出さず 神様に尋ねた すると… 「ファンタジー小説に出てくる様な 魔法のある世界です。 科学は発達していませ…」 転生します!! 神様の言葉を待たずに答えた 「即答ですか。では、転生…っと。」 神様は何やら書類を作っている 人間の管理って紙切れなんだぁ… 実果は そんな事を思っていたが 神様は気にせず続ける 「さて、転生ですが今のままします? それとも生まれるところから…」 今のままが良いかな? 「現状維持…っと。 他に希望はありますか? ある程度なら叶えますよ?」 希望ねぇ… 自由に暮らして良いの? と、尋ねる 何かしなきゃいけないとか どこかに行かなきゃいけないとか それ次第で要望が変わるのだ しかし神様は自由に生きて下さいと言った 実果は しばらく考えて じゃあ異世界で必要な知識と 森の奥で1人で暮らしたいので その為に必要な最低限の能力を。 あと…、容姿って変えられる? と、聞いた 外見も変えて新たな気持ちで生きたいのだ 「もちろん変えられます。 性別も大丈夫ですよ?」
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