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翌朝。
またしても実果待ちだった様で
思わず また寝坊したかと思ったが
単に子供達が早起きだった様だ
ズボンが嬉しいのか
早く村に行きたいのか わからないが
すでに朝食が出来ており
実果は早く座る様に催促されて
いつも通り賑やかな朝食が始まった
家族が出来て 更に友達も出来た
それが嬉しくて たまらないんだ
と、子供達を代表してアレスが言った。
アレスの口から出た友達と言う言葉に
他の子供達はニヤニヤ モジモジ
それを優しい目で見ていたハルが
「子供達も大丈夫みたいだし
今日は別行動をしても良いか?」
と、実果に言う。
どうして?と、首を傾げる実果に
ハルは苦笑しながら言った
「そろそろレストランの依頼をしなきゃな
多分、海に行く事になるから
海の塩を作って米と交換もしたいし…
夕食には間に合う様に頑張るよ
今夜は魚を食べよう」
これには子供達も大喜びで
つくづく できた旦那様である。
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