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お昼前に実果は女性陣の元を離れ
元気いっぱいの子供達の元へ。
楽しく遊んでいる所に水を差す様だが
お昼のお手伝いをしてもらう
「お昼ご飯のお手伝い お願いしまーす」
と、声を掛ければ
当然の様に動き出す実果一家の子供達と
お手伝いと言うモノが
新鮮で楽しいと思う村の子供達が半数
残り半数は もっと遊んでたいけど
しぶしぶ お手伝いに参加と言う感じで
お手伝いは嫌だとゴネるのが2人。
そんな2人に実果はニッコリ
「お昼ご飯が遅くなったら
遊ぶのも遅くなるけど良いの?
君と君の家族のお皿を
お家から持ってきて欲しいだけなんだけどな」
それを聞いた村の子供達は
目を丸くして
「それだけ?」
と、言うので
「お昼ご飯が終わったら お皿を洗うから
ソレをまた お家に戻して欲しいな
私は勝手に お家に入れないから。」
と、実果も返す
要は 昼食に使う お皿の出し入れだけ
そんな事ならと納得したのか
村の子供達は散り散りに家に戻り
ちゃんと お皿を持ってきた
それにも実果はニッコリ笑顔で
「ありがとう。
後で お皿を返すのも 御願いね」
と、後片付けの約束もする
これは村の子供達も快諾してくれた
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