愛情の裏側

11/23
前へ
/33ページ
次へ
「だけどいいの! 紫門くんは…谷原さんを 本当に愛してるって私は 分かっているし… ただ…経営者である月島紫門を 守りたかっただけだから…」 「もう終わったんだよ」 「え?」 「谷原 葵とは終わった。 あとは自分の気持ちに整理を つければ終わりなんだ。 だけど…まだそれが出来てない。 少し…時間がかかると思う」 黙り込んだ裕子に 頭を持ち上げてふっと 笑みを向ける。
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

399人が本棚に入れています
本棚に追加