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おそらく桐生の母親を
自殺まで追い込んだ事にも
吉田専務は関わっているはず。
それがどんな経緯で
そうなったのか。
それを全て調べ上げるまでは
まだ油断は出来ない。
「吉田専務を信用するな。
それと…
谷原 葵と桐生智樹に、
裕子は絶対に接触しない事」
「…分かりました…」
裕子が力なく頷いた時、
俺の携帯電話が鳴り出した。
デスクに戻って見つめた
液晶画面に表示されていたのは
『袴田』
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