分岐点

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社に戻ると、社長室のソファーで 裕子が丸くなって眠っていた。 …帰れば良かったのに。 そう思いながらスーツの上着を そっと裕子にかけてやる。 その隣に静かに腰を下ろし 俺はこれから先の事を どう動いて行くべきか 考えていた。 袴田をどうするか、 そして吉田専務をどうするか。
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