壊れたハート

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「…警察は…呼ばないで…」 「裕子…」 「美紀さんを…… 犯罪者に……しないで……」 懇願する裕子の姿に 俺の目頭がカーッと熱くなった。 「…おね…がい…紫門…くん」 「…分かったから。もう喋るな」 119番を押しかけた画面を切り替え 俺は会長に電話を掛けた。
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