壊れたハート

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呆然と立ち尽くす美紀の 長い髪をそっと なだめるように撫でてやると 美紀はその場に 膝からペタンと 座り込んでしまった。 「美紀…ごめんね」 「……もう無理なの?」 「ごめん。 だけど美紀にはたくさんの 愛を貰ったって俺は思ってる。 あのシステムを組みこんだのは 全部俺のためだったんだろう?」 「……っ……」
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