Purple Line 第14話

終局

それは…お袋の命日。

あえてこの日と決めた理由は…

俺をずっと守り続けてくれた

親父への感謝の気持ち。

もう…俺は自分で自分を

守れるから。

親父はお袋との日々を

思い出し偲んで

あげて欲しかった。

きっと親父はお袋を失ってからも

お袋以上に愛せる人は

いなかったはずだ。

それも今となってようやく

俺も気づく事が出来た。