6人が本棚に入れています
本棚に追加
はぁ…よかった間に合った…
体育館にはもうほとんどの生徒が集まっていた
えと新しいクラスは…あそこか
新しいクラスの所へ行くと見知った明るい茶髪がいた
凪「おーい!ユウ!おはよ!」
…あれ?聞こえてない?
凪「なーユウー聞いちょる?おはよってばー」
優「あ”ーもう朝から騒がしいやつだな聞こえとるわ!」
凪「もう!冷たいなー新しいクラスでも一緒ってもう運命じゃない?!ねぇ!」
こいつは俺と同じ特待生枠で入学した、榊 優斗(さかき ゆうと)1年の時から仲良くしてもらってます!
優「ほら、はよ座れや!始業式始まるがな」
凪「わかったよー」
あー始業式早くおわんないかなー
今日は天気いいしな…
早く寮に帰って洗濯物干したい…
ぼーっと考え事をしていると始業式は終わっていて、あとはHRだけだった
午前中だけで今日は終わりなので優斗にさよならをして足早に寮へ帰る
すると、寮長のアキさんに呼び止められた
アキさんが俺に用事って珍しいなぁー
なんの用事だろ…
あ!この前アキさんがこっそり飼ってる猫ちゃんの肉球をぷにぷにして遊んだのばれたかな?
だって余りにも可愛いんだもん!
秋「んでね、頼みたいんだけど大丈夫かなーって」
凪「え?あ、はい!大丈夫です!」
秋「本当ー!よかったぁー皆に断られて頼めるの凪くんしかいなかったんだよー」
凪「あはは…」
や、やばい何も聞いてなかった…
秋「で、今日からお願いできる?これ鍵ね!」
凪「はぁ、わかりました…」
秋「あ、荷物は運んであるから!じゃあ僕は用事があるからまた何かあったら言ってね!」
そう言って鍵を渡すとアキさんは去っていった
荷物は運んであるからって…拒否権は無かったんかい!!
鍵渡されたし、行ってみるか…
最初のコメントを投稿しよう!