第二章 クラス崩壊の危機

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~放課後~ 玲穂「梨佳声小さいからもう少し大きな声で歌ってみなよ?」 梨佳「分かったやってみる」 ~♪~♪~ 歌い終わる 麗華「玲穂一緒に帰ろ!!」 玲穂「あっ、麗華!!」 梨佳は玲穂の後ろに隠れる 玲穂「麗華は優しいから隠れなくても平気だよ?そうだ!!麗華も合唱コンの歌の練習手伝って!!」 麗華「良いよ~で、高橋さんはどこのパートなの?」 玲穂「ソプラノだよ」 梨佳は小さく頷く 麗華「玲穂は?」 玲穂「私はメゾソプラノ」 麗華「ソプラノ歌える?」 玲穂「歌えるよ~」 梨佳は不思議そうに見つめている 麗華「高橋さんは玲穂の歌うのを聞いてて」 梨佳「分かった」 玲穂がソプラノパートを歌う ~♪~♪~ 歌い終わる 麗華「高橋さん歌ってみて」 梨佳がソプラノを歌う ~♪~♪~ 麗華「上手いじゃんもっと自信持っていいよ?上手いんだからさ」 玲穂「そうだよもっと自身持ちなよ」 梨佳「分かった!!」 それから数日間放課後に個人練習して 昼休みは合同で練習するようになる そんなある日 クラスメイトA「ソプラノもっと声出してよバラバラじゃんメゾソプラノちゃんとやって!!アルト声小さい!! 合唱コンまで時間ないんだよ?ねぇ!! 皆声がバラバラ過ぎる!!指揮者も遅い!! クラスメイトB「あんな言い方しなくたっていいじゃん(ヒソヒソと話す」 クラスメイトC「めんどくさいんだけど(ヒソヒソと話す」 クラスがバラバラになっていくのを玲穂は感じていた 玲穂(こんなんじゃ合唱コンで優勝なんて夢のまた夢だよ…) 音楽の先生「貴女達の歌に感情がないよ 皆死んだ魚の目をしてるから」 玲穂(死んだ魚の目かぁ…) 玲穂は体調を崩して数日休んでしまった その間にクラスは少しずつまとまってきていた 玲穂(やっとまとまったんだ) それから合唱コン本番まで猛練習した そのかいあって玲穂達のクラスは銀賞を取った 玲穂「優勝は出来なかったけど銀賞取れてよかった」 梨佳「そうだね」
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