第10章 禁断の感情

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第10章 禁断の感情

翌日の夜だ――。 待ち詫びていた 由良からの電話。 「もしもし」 ワンコールで受話器を取ると 「もしもし、先生?」 蜜のような吐息が 耳元に囁く。 「どうなった?」 「うん、言われたとおりにやったよ」 「パパは?」 「――さっき警察が来て連れてった」
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