第10章 禁断の感情

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朝の一件から 僕は由良をこの手に支配した。 ――そう思ってた。 「今どこにいるんだ?」 少なくとも 手綱は握ったと。 だけど――。 「パパの店」 「……は?」 やっぱりあいつは 一筋縄じゃいかなかった。
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