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小野side
皆さん。どうも。
只今 DGS収録真っ最中です。
今日も神谷さんと一緒にリスナーの皆さんに公開イチャイチャを……!!
……なんてね。
ツンデレの神谷さんは今日もまた…
『小野くん ちょ、気持ち悪いから』
キターー!!
「えーっ!またまたぁ☆いつものことでしょーっ!」
『次のコーナーいくよ。』
「……はぁい」
こんな感じであしらわれてるよ…
まあ 神谷さんだからいいけど?
__まぁ、なんだかんだ言って
神谷さんとも仲良くやってる。
そんなこんなで
今日も収録が終わる。
『はぁぁぁー!つっかれたぁ!!!』
神谷さんが椅子を軋ませながら
大きく伸びをする。
最近 神谷さんも忙しいもんな…
「お疲れ様です!そうだ、どうですか?この後時間あるなら、飲みに行きましょ!」
『えー?…どうしたの急に』
-ギクッ
無駄に感がいい神谷さん。
俺の下心が読まれてしまう…!
今日こそ 神谷さんとイチャイチャする俺の目標が…っ
「えっーと! 最近 忙しかったでしょ!
ちょっとは気分転換しましょ☆」
我ながら何も言い訳が思いつかない(泣
頼む……!ヒロC……ッ!
『……別にいいけど』
!!!
「本当ですか!じゃ、行きましょ!」
むふふ。これで神谷さんは俺のものだぁぁぁぁ!!
そんな痛い妄想を心に閉じ込めたまま、夜の街を歩き出した。
神谷さんに特別な感情を抱いているのは、この俺だけ。
神谷さんの特別な感情を受けられるのは、この俺だけ。
まだ この時は 俺はそう思っていた。
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