スロースタート

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「スロースタート」 五月病にすらなれないような そんな感じの無気力で 「今日」を使い潰す 一生懸命駆けた日だってあったし 汗を流して笑った日だってあったし けれど今の僕が出来てしまったのは 何故なのかは解らない 解りたくもないっていう意味だってことは 言葉を突き付けられたあの日以来知っている たんぽぽが簡単に踏み潰されるように 朝顔があっという間に萎れるように 止める間もなく消えてった僕の感情! それでも良かったんだけれども みんなが簡単に叫ぶ愛の言葉を馬鹿にして みんなの普遍さを踏みつぶして 僕が今日このときまで生きてきたんだ たったここまでしか来れなかったけど スロースタート! 動きましょう? 歩きましょう? 走りましょう! 今は 少し 遅い だけ 走れよ! あの日のために!
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