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「君は人生の主役だ。」
「『誰の?』って、それはもちろん君自信のだよ。」
「人生に脇役なんて誰一人存在しない世界なんだから。」
そんなクサい台詞を吐きに吐きまくって自分自身がその事をすっかり忘れてしまった今日この頃。
知らないうちに自分の立ち位置がよくわからなくなって「社会の歯車」って言葉を考えた人は本当に天才だと痛感し始めた。
その「社会」という大きなひとつの歯車をよく目を凝らしてみるといくらでもかえのきく小さな歯車がキィキィ鳴きながら「社会」を回していることを知った。
こんなことを語っている僕、雨宮 晴汰は今日会社をクビになった小さな歯車のひとつだ。
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