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さて。
カップ麺を食べるにも、こいつがどうやってこの部屋に入ってきたのか詰問するためにも何をするにも布団を干さねば話にならん。
布団をえっちらおっちらベランダに運び干した途端にホコリが舞い上がった。
我ながらよくこんな状態で生活してきたものだ。
そういえば会社をクビニなってから一回も干していなかったことを思い出す。
あのときの自分は軽く死んでた。
全くもって何もする気が起きなかった僕はただただカップ麺を朝昼晩と食べ、寝て、また起きてはカップ麺をすするだけの生活になっていた。
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