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「はーい!ちょっと待ってー!」
二階から階段を使って降りていく。
声で大体予想はついていたけど、入り口には近所のユキリが居た。
幼馴染で姉貴分でもある、2こ上のユキリ。
「素材集めに行くんでしょ?連れてってよ」
「別に構わないけど…」
「ああ、看板見えたから、行くのかなって!」
「なるほど、準備しておいでよ」
「了解!じゃあまた後でね」
また、後でね
聞き覚えがある気がして、今日の夢をふと思い出す。
あー…そういえばあれはユキリじゃなくて知らない女の子だったな。
なんて薄っすら考えながら準備を進める。
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