第1章

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 ポーズをとるのをやめると、俺は朝食の準備にとりかかる。今日の朝食は…聞いて驚け、まさかの『豚骨ラーメン』だ。 「朝からラーメン!?しかも豚骨ってお前、モテ男のかけらもないな!」 そんな声が聞こえてきそうである。まあ、それを言われてしまったら元も子もない。果たして彼女いない歴=年齢の俺に手を差しのべてくれるマリア様…失礼、女などいるのだろうか。否、おそらく俺はいつまでも変わらぬ童貞なのだろう。しかしこれまた悲しすぎる。 「ピロリロリン♪」
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