願いが深いと呪い(まじない)になる
4/4
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
50人が本棚に入れています
本棚に追加
/
155ページ
「おっとうが元気で、側に居てくれたら、幸はもう泣きません!」 幸は真っ直ぐに鬼を見詰めてそう言った。 鬼はその瞳から逃げるように空を見る。 「一雨来そうだ。そろそろ帰ろう!」 鬼の言葉に空を見ると、知らぬ間に灰色の雲が空を覆っていた。 嵐が来そうだと呟いた鬼の言葉に、幸は野菜を持ったまま眉間に皺を寄せた。 ずっと木陰で寝ていた一角を鬼が抱き上げ、三人は家へと足早に帰って行く。
/
155ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
50
スターで応援
1,124
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!