第1章

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「くそ!開かないな?」 Shigotosinai Hentai Dotei Neet Zitakukeivin Ene Shintaro Mekakushidan Seto 10回試した瞬間、エラーメッセージが出た。 「10回間違えたため、管理者の許可がない限り、 開きません。開けるためには管理者のパスが必要です!」 「こら、エネ!開けろこら!」 「嫌でーす!」 「何でもするからよ!頼む」 「言いましたね?」 ほら、引っ掛かった。 これだからシンタローじゃなきゃダメなのだ。 反応が面白い。 というわけで。 「じゃ、私の言うこと聞いてくださいね!」 「あ、ああ。勿論。頼む。何でもするからよ!」 「じゃ、まず、『エネちゃんは如月シンタローのお気に入りです! 大好きです!』って言って下さいよ!」 と、録音機を持って言う。 「ろ、録音機?」 「ええ!メカクシ団の皆さんに見せるんですよ!」 「ええ?メカクシ団に?」 「ええ!ご主人が私のことが好きということを 証明するんですよ!」 「嫌だよ!」 「あれ?PC使えませんよ?」 「う。く、くそ!わかったよ!言えば良いんだろ?」 「はい、せーの!」 「エネちゃんはシンタローのお気に入りです 大好きです!」 録音機を止める。 「はーい、よくできました!」 これで解放はしない。 「も、もういいだろ?」
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