第1章

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夏休みの新しいバイトの給与振込用に口座を開設しに来て 予想はしていたけど、この展開に… 名前呼ぶから…って 呼ばなきゃ誰のことかわからないんだけどさ 用事も済んだし、居心地が悪くなった銀行をサッサと後にした 「よお、葵どうした?」 背後からいきなり抱きついてきたコイツ 「アキラ、いい加減に抱きつくのはやめてくれない?」 抱きついたまま顔を寄せて来るから、手の平で思いっきり押し返しておく 「相変わらず、葵はツレないなぁ。オレたちの仲じゃん?」 ちっ… 「紛らわしい言い方すンな。バイトを紹介してもらっただけの仲だろう。」 「舌打ちされた…!」 泣きまねすンな…マジでうざい
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