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「私?私は....別に...」
そういって顔をそらす
「もう告りなよ!何年片想いしてると思ってんのよぉ?」
「......2年」
「あんまりだわ、あんためっちゃ損してるわ」
「い、い、いいもん!」
そうだ 私にとっては気持ちを伝えられなくたって話せるだけで、目が合うだけで幸せなのだから
「ほんっとにあんたは頑固よねぇ。そんなぐずぐずしてると他の子に取られちゃうわよ」
「大丈夫だよ。冬夜くんはそんなの興味無さそうだし」
「どーだかねぇ...」
若干あきれ顔の楓との会話を強制的に終わらせて前の方に座っている冬夜くんを盗み見る
(別に、片想いでも幸せだもの)
そう、自分に言い聞かせた
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