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「ずっと前から好きなんだ。のばらちゃんは友達としか思ってないかもしれないけど、俺、すごく好きなんだ。だ、だから」
「ま、ま、まって!!!」
ちょっと待てよ。待て待て待て。落ち着いて。
冬夜くんが私のことを好き?
あ、あ、ありえない。ありえない。
しばらく二人の間に沈黙が流れる
私は大きく深呼吸をして冬夜くんを真正面から見つめる
「冬夜くんって私のこと、す、す、好きなの?」
「うん」
「ほんとのほんとに?」
「うん」
「ほんとのほんとにほんと?」
「うん。ほんとのほんとにほんと」
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