*flower 1*

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「おはよう、のばらさん」 柔らかく、透き通るような声に心が反応した でも私はあくまでも平常心を保つ 「おはよう、冬夜くん」 笑顔で振り返ると、そこにはサラサラの黒髪に大きく垂れた瞳の綺麗な彼が立っていた 「予習してきた?」 冬夜くんは小首を傾げて私の顔をのぞき込む その姿に私の脳内はすでにお祭り騒ぎだ
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