序章

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桜の雨が降り注いでいた春の便りから、少したった4月の末。 とある高校にて、一人の少女の墜落死体が発見された。 警察の調べでは、彼女には暴行の痕跡や化学熱傷等の沢山の傷が確認された。 高校の生徒に取り調べを行ったところ、彼女は酷いイジメを受けていたことが判明したが、事実関係は学校が隠蔽したことにより不明である。 これがあんなことが引き起こる為の引き金になるなんて、私もあの人もこのときはまだ誰も知らなかったんだ。 彼女の亡霊がイジメの復讐の為に次々に人を殺害する事件の事を。
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