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冬のソウル
ブルースのむせび泣くような旋律と
紫煙の香り
テナーサックスの響きを耳に
バーボンをショットグラスで飲む
雪景色の街を窓越しに
また吹雪いてきた夜の世界は
そこだけがまぶしい
サッポロの冬は夜毎降る雪に彩られ
哀愁のソウルが音量を上げ
アカペラで詩を爪弾くように謡う
私の人生に1杯
あなたの人生にも1杯
道産子魂をみせよう
氷点下の中で暮らす人々のソウル
久しぶりのジャズのライブ
テナーサックスとピアノのデュオ
スタンダードナンバーが懐かしい
少し、センチメンタルになっている
酔いが回っているのかもしれない
50代半ば
ジャズが似合う年になったのか
今夜はブルースを子守唄にして
静かに眠らせてくれ
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