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上位世界 奇跡の魔女
「どうもこんにちは。あんたも災難ね。こんなクソつまらないゲームに招待されたんだもの」
梅干し紅茶を美味しそうに優雅に楽しむベルンカステル。
「悲惨な運命を歩むのも、あなたらしいわ。」
10月4日
「あら?……あなた、まだ諦めてないのね」
右代宮家が再び
「諦めなさい。あなたに魔法のセンスはないわ」
六軒島に集まる。
「私が手を施してあげてもいいけれど…」
今回のゲームは
「え?私は信用できない…?」
ついに村上が上位世界へ
「ふん……。あんたみたいな奴はベアトと一緒にグチャグチャのハンバーグになるのがお似合いよ」
ベルンカステルは梅干し紅茶を自分の目の前にある窓ガラスにぶっかけた。
「……あんた、気をつけなさい」
ベルンカステルはぶっかけた窓ガラスに近づく。
「ベアトは悪質な魔女よ。この世界に来たら戦人のように永遠に解放されないわよ」
右代宮家親族
「いいの?そこまでしてあんたが知りたい真実ってなんなの?」
六軒島に到着した。
「……まぁいいわ。好きにしなさい。私は私の目的があるからあんたの味方をするわ」
窓ガラスをよく見ると、村上と思わしき人物が膝を抱えて紫色の謎の空間にいた。
「あら…もうそんな時間?………ごめんなさいね、私、ラムダに呼ばれてるからそろそろ行かなきゃ…。あなたも頑張りなさいよ。私も頑張るから……」
しかし村上は反応しない。
「……えーっと、こういう時、なんて言うのかしら?………んんっ」
ベルンカステルは一つ、咳払いをした。
次に小さく息を吸った。
「……ふぁいとーおーにぱー…………………。やっぱり恥ずかしいわね、これ。私がここまでしてあげたんだからあんたもさっさと立ち直りなさいよ」
少しだけ村上の足が動いた気がした。
「あんたが魔女を否定し続けるなら私は全力であなたに協力する。じゃあそろそろ行くわね……」
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