第11章 禁断の扉
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第11章 禁断の扉
サチがよく言ってた。 「蒼ちゃん、僕ね、雨の夕方って大好きなんだ」 優しい匂いがするんだって。 例えば 誰かの為に作る夕飯の匂い。 ホッと一息つく カフェの匂い。 そっと恋人に寄り添う 湿ったジャケットの匂い。 それは 愛に満たされた匂いがする時間なんだって。 あいつは言ってた。
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