第11章 禁断の扉

11/30
前へ
/30ページ
次へ
「ママが金を積んだんだ。まだあの男を僕から取り返したいらしい」 その言い方――。 まだあいつを 自分の男だと公言しているようでカチンと来る。 「まさか、会う気じゃないよな?」 「パパと?」 「危険だぞ」 「そうかな?」 「あたりまえだろ!」 そんなことぐらい 分かってるだろうに――。
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

54人が本棚に入れています
本棚に追加