第11章 禁断の扉

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わざと子供みたいな とぼけた顔して僕をからかう。 「大丈夫だよ。パパは僕には近づけない」 「え?」 「接近禁止命令が出てるって」 後ろから絡みつく細い腕。 憎らしい。 振り払えば 「あ、今夜は家に帰るよ」 「どうして?」 瞬時に後悔することに――。
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