大和先輩

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恐る恐る、顔だけ振り返ってオータを見上げると… 鬼が!般若がいるーッ!! 「悠が好きなのって…誰?」 切ない顔した般若って…どんだけ器用なコトしてんのよ… 「オ、オータです…」 何とか答えると、一瞬ホッと般若が消えたと思ったら オータは私にふわっと笑いかけてきた まるでわたあめみたいに甘くてふわふわしたその笑顔に 私の胸は痛いくらいにキュンとした うわあぁぁぁぁッ! キュン死ってマジであるかも!!!!! 「大和先輩も、悠はオレの女ですから。いくら先輩でも悠は渡せません!!」 キャアアァァァァッ!! 私、一生分の甘い時間を、ここで使い果たしているかも…
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