大和先輩

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「私が来たら、マズかったんでしょ?すぐに帰るから!」 他の先生方に知られたくなかった? それとも…まさか、女? 何にしても、学校には私に知られたくない何かがあるんだ 感動の(?)再会からわずか4日で、修羅場が訪れると言うのか 情けないやら悲しいやら… 「おい、悠!おまえ、何か誤解して……」 オータが言いかけた時、体育館の方から誰かが近づいて来た 「岡田先生、女バスは終わりましたので…」 その声を聞いて、オータは私をその人から隠すように、私の立ち位置をずらした だけど、ここは道のド真ん中 人陰以外に隠せるものは、無い
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