大和先輩

8/23
前へ
/77ページ
次へ
「ん?誰だ、懐かしい呼び方で呼ぶのは。」 私はオータの陰からヒョイと顔を出して、『上野先生』を見てみた 「あ、やっぱり大和先輩だ!!」 そう言えば、オータを呼んだのは大和先輩だったっけ 「え…岩田…か?…ん、あれ?」 大和先輩は何かを考えていたみたいだけど、那月たちを見て何か閃いた様子だ 「あー、そっか。ナツキが岩田だったか!ナツキの姉ちゃんか!!」 「はいッ!お久しぶりです!!南高にいらっしゃるって聞いて、お会いしたかったから…嬉しいです!?」 顔だけではなく、オータの陰から前に出ると、私は大和先輩の正面に立った
/77ページ

最初のコメントを投稿しよう!

31人が本棚に入れています
本棚に追加